MRIの費用について

 

当院には,MRIを設置しております.今回は特に質問の多い,MRI検査費用についてお答えします.

 

 

頭痛・めまい・もの忘れなどの症状のある方は,医師の診察後に必要に応じて保険診療で当日にMRI検査を行うことが可能です.

 

 

 

 

保険診療の場合のMRI検査費用はおおよそ以下の通りです.

 


3割負担の方  7,500円前後


1割負担の方  2,500円前後

 


(他の追加検査状況によって,費用負担は前後します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 
心配なので脳MRIを受けたいという場合

 

 

現在は特に気になる症状がないけれど,心配なので脳MRIを受けたいという場合は,❝脳ドック❞プランでの検査となります.

 

そのような場合は,保険診療ではなく自費診療の扱いになりますので費用は異なります.以下のリンクでご確認ください.

 

 

 

 

  ☞ 脳ドック・もの忘れドック

 

 

  ☞ スマートに脳ドックを受けたい方

 

 

 

 

 

 

 

 

MRI検査の手順

 

 

 

MRI検査は,以下の5ステップで進みます.

 

1. 問診表の記入.

 

2. 医師へ症状を説明.

 

3. 必要に応じてMRI検査を行う(検査時間はおおよそ20~30分).

 

4. 検査結果説明(即日説明も可能).

 

5. 診断に基づき治療を行う.

 

 

 

  ☞ MRI検査手順

 

 

 

 

 

 

 

特に,MRI検査をすすめしたい方

 

 

 


・健康診断で、高血圧、糖尿病、コレステロールが高いと言われたことがある方


・喫煙者


・常に過度の飲酒をされる方


・最近,体重増加が気になる方


・血縁者にくも膜下出血や脳梗塞・脳出血など脳の病気になった人がいらっしゃる方


・血縁者に心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気の人がいらっしゃる方

 

 

 

 

 

 

 

MRI検査の注意事項

 

 

MRI検査は強い磁場を使用します.そのため事前にお体に身に着けている金属類は全て外していただきます.検査室内に磁気カード・電子機器等を持ち込むとデータが消失しますのでご注意ください.

 

 


× 下記に該当する方はMRI検査を受けることができません(事前にに確願います).

 

・心臓ペースメーカーをご使用の方


・金属製の心臓人工弁をご使用の方


・人工内耳(移植蝸牛刺激装置)・人工耳小骨・神経刺激装置(深部脳刺激装置、TENS装置)をご使用の方


・除細動装置・骨成長刺激装置を使用されてる方


・磁力により装着する義眼や磁力部分が着脱不能な義歯をご使用の方


・冠状動脈等に磁性体のステント挿入後間もない方

 

 

 

 

▼ 以下に該当する場合はMRI検査前に,スタッフにお申し出下さい.

 


・脳動脈瘤手術による金属クリップやコイル等が使用されている方(金属の材質をご確認下さい.材質がわからない場合には検査をお断りする場合がございます)


・その他の金属が体内にある方

 眼などの外傷に鉄粉(弾丸や鉄片等)が残存する場合,その他の部位で材質が確認できない場合は検査を受けることができません.

 

・閉所恐怖症の方


・入れ墨・タトゥーのある方(入れ墨によっては、火傷や絵が崩れる可能性がありますのでご留意ください)

 

 

 

 

● 検査時間は? 服を脱ぐ必要はありますか?

 


・MRI検査時間自体は20~30分程度です(検査内容によって異なります)

 

・検査着に着替えていただく場合があります.

 

 

 

★その他の注意点

 

・入れ歯・使い捨てカイロ・エレキバン・ベルトなどは取り外していただきます.


・アイライン・マスカラ等は火傷を発症することがありますので,検査前に落としていただく場合があります.


・湿布薬,血管拡張剤・気管支拡張剤や認知症の張り薬,ニコチンパッチは外していただきます.


・カラーコンタクトレンズは,検査前に外していただく必要があります.