自身の遺伝的リスクを知り認知症を予防
ApoE遺伝子とアルツハイマー型認知症
現代の日本において認知症の過半を占めるのが,アルツハイマー型認知症です.
アルツハイマー型認知症はアミロイドベータペプチドという老廃物が,脳内に溜まることで神経細胞がダメージを受けることで発症します.
このアミロイドベータペプチドの蓄積に大きく関わっているとされているのがApoE遺伝子のタイプです.
遺伝子のタイプはε(イプシロン)2、ε3、ε4が2つ一組で6パターンの遺伝子型があって,この検査ではどのタイプの遺伝子を有しているかを判定します.
ApoE遺伝子認知症リスク検査とは?
ApoE(アポイー)認知症リスク検査では,アルツハイマー病と密接な関係性があると言われるApoE遺伝子を測定します.
特定の遺伝子タイプのε(イプシロン)4を持っている方は,アルツハイマー病の発症リスクが3~12倍高くなると言われています.
ApoE遺伝子タイプは,血液検査で簡単に調べることが可能です.
詳しくは当院スタッフにお気軽におたずね下さい.