もの忘れ(認知症)外来
早期のもの忘れを診察と画像検査で見つけます.
気になる症状はございませんか?
これまでに多くの皆さまから寄せられたご要望にお応えして,毎週火・水曜日の午後(15:00~18:00)にもの忘れ外来(認知症外来)を新規開設いたしました. 常勤言語聴覚士の着任により,2020年8月から平日(木曜午後を除く)午後(15:00~18:00)の毎日もの忘れ外来(認知症外来)を開設しております.
認知症の種類と原因
認知症の種類にはさまざまなものがあります.
アルツハイマー型認知症・・・脳萎縮が目立つもの
レビー小体病・・・脳内に特殊なタンパク質が蓄積,幻視などの症状が特徴
脳血管性認知症・・・脳血管が詰まって,脳梗塞巣が多くできたもの
他にも,認知症様症状(認知機能低下)を来す原因がたくさんあります.
うつ病,薬剤によるもの,不眠,脳腫瘍,頭蓋内出血や脳の外傷,慢性硬膜下血腫,(正常圧)水頭症,甲状腺ホルモンやビタミンの不足,肝臓・腎臓疾患など.
認知症診断に❝MRI検査❞を実施
当院での認知症の診断では医師の診察に加え,MRI検査や認知機能検査も行います.
1. 医師による診察
2. 認知機能検査
3. MRI検査(一般的な脳画像・脳血管画像検査)
4. 追加検査(血液検査,脳血流評価など)
❝物忘れ(認知症)外来❞の流れ
1. ご予約
もの忘れ外来(認知症外来)の受診は予約制となります.
前日までに,あらかじめ電話にてご予約を承ります(TEL:072-764-5560).
<お電話でお伺いする内容>
・受診される方のお名前・性別・ご年齢
・受診される方(付き添いの方)のご連絡先
・受診される方の体内金属情報の有無など(MRI検査の可否の判断のため)
・受診される方の治療状況・・・など.
2. 医師による初回診察(約20分)
どのようなもの忘れ(認知症)症状があるのか?
生活上,お困りになっていることは何か?
身体機能やその他の症状などの診察.
3. 言語聴覚士による認知機能検査(約20分)
神経心理検査で認知機能の状態を確認します.
4. MRI検査(約30分)
MRI撮影を行います(脳画像・脳血管画像).
5. 結果説明(約20分)
診察・認知機能検査・MRI検査の結果に基づいた現在の状態をお伝えし,今後の治療についてのご相談を行います.
※場合によっては採血などの追加の検査をすることがあります.必要に応じて,後日に脳血流評価(ASL)や脳の萎縮度検査(VSRAD)も行います.
※ご希望があれば,APOE検査やMCIスクリーニング検査などの自費検査をお受けになることもできます.
以上です.
まずはお電話にておたずね下さい(TEL:072-764-5560)