春が近づくと増えてくるのが花粉症。

 

くしゃみ、鼻水、目のかゆみ――


そして意外と多いのが「頭痛」です。

「花粉症だから仕方ない」と思っていませんか?

 

しかし、花粉症と頭痛の関係は少し複雑です。

 


花粉症で頭痛が起こる理由

 

花粉症による頭痛の主な原因は次の3つです。

 

① 副鼻腔の炎症(いわゆる“蓄膿”)

 

鼻の奥(副鼻腔)が腫れると、
・おでこ
・目の奥
・頬のあたり

に重だるい痛みが出ます。

顔を下に向けたときに痛みが強くなるのが特徴です。

 


② 鼻づまりによる酸素不足・睡眠の質低下

 

鼻が詰まると呼吸が浅くなり、睡眠の質が低下します。

 

結果として、
・朝から頭が重い
・締めつけられるような頭痛

が出ることがあります。


③ 気圧変化+自律神経の乱れ

 

春は気温差・気圧変動が大きい季節。

花粉の刺激に加え、自律神経が乱れることで片頭痛が誘発されることもあります。

 


重要なのは「見分け」です

 

実は、

✔ 花粉症による副鼻腔炎の頭痛
✔ 緊張型頭痛
✔ 片頭痛
✔ まれに脳の病気

は、症状が似ていることがあります。

 

特に次の症状がある場合は注意が必要です。

● これまで経験したことのない強い頭痛

● 手足のしびれ・脱力

● ろれつが回らない

● 急に始まった激しい痛み

 

この場合は早急な検査が必要です。

 


「花粉症だから」と決めつけないこと

 

春は
「花粉症と思っていたら片頭痛だった」
「副鼻腔炎が悪化していた」
というケースも少なくありません。

 

頭痛が長引く場合や、いつもと違う痛みを感じる場合は、一度しっかり評価することが大切です。

 


当院でできること

当院では、

✔ 頭痛の専門的診察
✔ 必要に応じたMRI検査
✔ 副鼻腔や脳の評価
✔ 片頭痛治療
✔ 自律神経調整のアドバイス

を行っています。

 

「花粉症のせい」と我慢する前に、一度ご相談ください。


まとめ

 

花粉症の季節は、頭痛が増える季節でもあります。

でもその頭痛は、本当に花粉だけが原因でしょうか?

 

脳神経外科として、“念のため”の安心を提供することも大切な役割だと考えています。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。